【自転車日本一周旅の記録】147日目 長野市→小谷村 山奥だけど人が集まるゲストハウス『梢乃雪』

こんにちは、えだです。

日本一周旅147日目。
ゲストハウスに泊まるためにわざわざ自転車で山を登ります!

旅のハイライト

走行ルート

  • 長野市→小谷村
    国道19号、県道31号、国道148号

主な観光地(立ち寄り場所)

  • 善光寺
  • 道の駅 中条
  • 道の駅 おがわ
  • 旧中村家住宅
  • さんさんパーク白馬
  • 姫川橋
  • 梢乃雪

【朝活】善光寺のお朝事に参加!

ナイト8時間パックで快活クラブを出発する。
乾燥機から取り出した洗濯物が乾いてないのは一旦気にしないでおこう。

”お朝事”に参加するため『善光寺』に向かう。

お朝事は、日出から1時間後に行われる。
日出の時間は季節によって変わるから、お朝事の時間も変動するらしい。

霧がかかって薄暗いなか、善光寺の参道を進んでいく。
本日は、朝6時30分からお朝事が始まるようだ。

コロナ対策で中止され、
11月1日に再開したばかりの”お数珠頂戴”に参列することができた。

並んで座っていると、お坊さんがやってきて頭の上にぽんって数珠をあててくれる。
邪念が一気に払われた(気がした)。

道の駅中条のむしくらまつり

吉野家で朝食を済ませ、県道31号の山道を進む。
今日は小谷村を目指します。

道の駅 中条』では”信州むしくらまつり”が開催されていた。

むしくらまつりは屋外のイベントだけどマスク着用が必須になってました。
せっかくのイベントだけど、マスクがあるだけで閉塞感があってかなしい

これは、日本人の特徴なのか、何かをやることが大切だと思ってる人が多い気がする。
でも、やらないことも大切な時があると思う。

本当に必要なのか?
やる、やらないのメリットとデメリットをしっかり比較したか?

祭りの実行委員会でどんな議論が行われたか非常に興味があります。

道の駅 中条からほんの少し進むと『道の駅 おがわ』がある。
隣の道の駅はお祭り、こっちは寂しい。

季節はすっかり秋だ。
道の駅 おがわでは、長野県らしくきのこやリンゴがたくさん売られておりました。

さんさんパーク白馬でほっこり出会い

県道31号沿いで『旧中村家住宅』とやらを発見した。
周りに他の観光地は何もない。

入場料310円を払って入館する人どれくらいいるんだ??

県道31号をさらに進んで、白馬村にやってきました
いつのまにか標高が700mを超えています!

てっぺんに雪を乗せた大迫力の山脈と紅葉が綺麗な
さんさんパーク白馬』で休憩です。

天気が良くて日差しがとっても気持ちがいい。
乾いていなかった洗濯物を干して、私もお昼寝モードです。

最近寒いからお昼の方がよく寝れる。

日本一周の自転車を見つけてくれたおじいちゃん、おばあちゃん4人組に声かけてもらいました。
長野市からドライブに来てるんだって。

「小谷にある温泉がいいよ〜」と教えてもらいました。

この時まで、私は小谷って”おたに”って読むと思ってた
おばあちゃんは何回も”おたり”って言ってたんだけど、
発音が悪くて”おたり”に聞こえてるのかなと。(笑)
後で調べて”おたり”って気づいた時、間違えてたことが恥ずかしくなりました。

りんごと缶コーヒーの差入れをいただきました。

「おいしいりんごだ」と思ったけど、
長野の方に言わせると少しボケてしまっているそうだ。

頑張れ!梢乃雪まで残り2キロ

県道31号から国道148号に合流した。

スーパーでメンチカツと食パンを購入して、挟んで食べる。
これだけでも十分うまい。

国道148号は日本海まで続く。
あと120キロ漕いだら富山らしい。

本日のお宿、『梢乃雪』まで残り2キロの場所にやってきた。
ここまで山、そして、ここから曲がってさらに山だ。

残り2キロだけど休憩することにした。

姫川橋』という土木遺産を眺める。

建築的な凄さや魅力はあまりわからない。
ただ、ここから眺める紅葉は綺麗だった。

やってきました!梢乃雪

ザ・田舎の集落って道をキョロキョロしながら進む。

マップをあまり見ず、梢乃雪を直接探す。
こんな山奥で建物も少ないならゲストハウスくらい見つかるだろうと。

古民家を改装したゲストハウスなので若干分かりにくかったけど、
なんとか辿り着きました!

梢乃雪』は長野県小谷村にあるゲストハウス
1泊2食付きで8,400円と少し(?)お高めである。

大阪で立寄った『とある珈琲』の方にオススメしてもらい、
わざわざ寄り道したのである。

山奥にあるので自転車だときつい。
そもそもルートじゃないからかなり遠回りしてる。

そんな山奥の”ど田舎”にあるゲストハウスだから、
ここに宿泊するゲストさんは梢乃雪に泊まるためにやってきているわけである。

宿って観光地とセットのイメージだけど、
ここは宿自体が観光地になってるってことだな。

チェックインが終わって、本日のゲストさんが集合したみたい。
車乗り合わせで『道の駅 小谷』にある深山の湯に向かいます。

みんなで温泉に行くゲストハウスなんてある??(笑)
初対面のゲストさん同士だけど、ここで一気に打ち解けます。

風呂の中で「だれが梢メンバー?」って感じになってるのがおもしろい。

みんなでいろりを囲んで夜ご飯です。
椎茸、きのこ、ピーマンをそのまま焼いて食べたり、きのこ鍋をあっためたり。

ちなみに、素泊まりのプランはない(はず)。
近くに飲食店ないし、最大の交流の場である夜ご飯をスルーするのはもったいない。

なにより、ぐっさんの料理はめっちゃうまいから。

この日はなんと14人ものゲストさんが!!
さすがにこれは多い方だって。(笑)

フレックスを上手に使って自転車で旅をしながらサラリーマン。
バイト仲間の大学生4人組。
札幌からバイクで日本一周してるたいがさん。
お茶を売りながらリヤカー日本縦断中のじろうさん。
昔からの常連のミスター、トメさん、キアヌさん、こじまさん。

それぞれのペースを保ちつつ、夜遅くまで飲み、語る。

おわりに 〜1日が長い〜

善光寺のお朝事から始まって、梢乃雪で飲み明かす。
とっても長く充実した1日を過ごしました。

善光寺のお朝事が昨日のことのようにも思える。
別々の2日間を1日で体験してるような感覚です。

こんな充実した1日を毎日過ごせたら楽しいんだろうな。

1日という時間の絶対量は変わらないなら、
充実した1日に必要なのは、お金?人脈?行動?

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