168日の自転車日本一周旅を経て、
これから旅を考える方に向けて、注意すべき点を書いていこうと思う。
旅で絶対に失ってはならないものがある。
それは、”命”だ。
冒険家 植村直己さんも
「山では死なない」と周りによく言っていたんだそう。
楽しいこと、新しいこと、きついこと。
たくさんの素敵な経験もすべてが台無しになってしまう。
旅中は、安全に対する優先順位を圧倒的に高く保って行動しよう!
交通事故に注意!命の危険もありました。
自転車旅で1番気をつけるべきは、交通事故だ。
私が168日間で経験した事故の回数は3回。
ヒヤリハットを含めると数はさらに多くなる。
- 運転手が通話しながら左右確認せずに一時停止を無視してきて衝突
- 見通しの悪い道から出てきた車と接触
- 渋滞から突然郵便局に左折した車に巻き込み
幸いなことに、どれも大怪我につながることはなかった。
当然、私がもっと気をつければよかった部分もあります
トラックとガードレールの間に、、、
山梨から八王子に向かう途中のこと。
国道20号の上り坂、狭い路肩を一生懸命のぼっていた。
大型トラックが反対車線にはみ出しながら私を抜かそうと試みるが、抜かし終わる前に対向車が現れてしまった。
荷台がまだ私を追い越せていない状態で、車線を戻そうとするトラック。
急停止して、必死に荷台をかわそうとする私。
間一髪、トラックとガードレールのサンドイッチにならずに済んだ。
あれは、ほんとギリギリすぎて死んだかと思ったよ。
トンネルは地獄!辛くても迂回が無難。
日本には、山が多い。
自転車で峠を越えるのは大変だけど、
トンネルが整備されていると山をのぼらなくて済むこともある。
ただし、歩道(路肩)がないトンネルもあるから注意が必要だ。
自転車でトンネルを通過したことがあるならわかると思うが、トンネルはかなり怖い。
そして、その”怖い”という気持ちを忘れないで欲しい。
音が反響して轟音で迫ってくる車
薄暗くて視界が悪いトンネル内
そして、トンネルの壁で逃げ場のない状況
「死ぬならトンネルしかないわ」って思ったくらいだ。
気をつけたいトンネルの特徴は3つ。
この3拍子が揃ったら迂回した方が賢明だと思う。
- 歩道がない or 路肩が狭い!
- 距離が長い!1km以上!
- 主要国道など交通量が多い!
例を挙げておくと、
- 静岡から山梨にかけて”御坂トンネル”
- 山梨から東京へ向かう”笹子トンネル”
この2つのトンネルは危険すぎて迂回しました。
実際、「歩行者通行御遠慮ください」の看板もあるくらいだからね。
トンネルを迂回するということは、峠を越えるということ。上記2つのトンネルを迂回するときは、どちらも標高1,000m以上のぼりました。
上り坂よりも、警戒すべきは下り坂。
自転車で旅をしようと思ったら、上り坂を警戒しがちだよね。
なぜなら、キツいから。
だけど、本当に気をつけるべきは”下り坂”なんです。
なぜなら、危ないから!
暗峠とか、御坂峠とか。
ブレーキをかけても速度が落ちない下り坂ってあるんですよ。
実際に、スピードが出た状態でバランスを崩して自転車がひっくり返ったことがあります。「死ぬ」まではいかないけど、大怪我の可能性は十分あったと思います。(幸い、無傷。)
上り坂で頑張ったご褒美とはいえ、下り坂で気を抜けば大事故の危険があります!
北海道といえば、クマ!
日本一周中に死ぬことがあるとすれば、交通事故の他に動物が考えられる。
1番警戒したのは、北海道のヒグマ。
特に知床あたりを通過するなら気をつけたほうがいい。
旅人はみんな熊鈴持ってるし、クマ避けスプレーを持っている旅人もいたくらいだ。(クマ避けスプレーって高価なんだよ。)
- 山間部で野宿しない
- 食糧を持ち歩かない
- 音を鳴らしながら行動する
北海道の滞在が長くなるほど意識が薄れてくるが、クマ対策は万全にしておこう。
かわいいキツネにも要注意!
道北から道東にかけて、キツネに遭遇することがある。本州で野生のキツネを見かけることはないので、珍しさでつい興奮してしまう。
キツネには、間違っても触れてはいけない。
キツネは、エキノコックスという病原菌を持っている。キツネが水浴びした山の湧水を飲むだけでも感染することがあるらしい。
オロロンラインでは、60kmの無補給区間
道北、道東はマジで田舎です!(笑)
30キロおきにセイコーマートが1つあるレベルだ。
「クマ対策で食料は保存しない」と先述したが、匂いがしない食糧は常にストックしておこう。
北海道の恐ろしさをまだ知らないとき、30kmコンビニなしの道で空腹のあまり自動販売機のコーラでお腹を満たしたこともある。
オロロンラインでは、天塩から稚内にかけて60kmほど無補給区間でした。
充電できる場所がない!
北海道でもうひとつ気をつけておきたいのが電源だ。電源が切れてスマホが使えなくなったら、現代の旅はかなりキツい。
先に言っておくと、本州で電源に困ることはない。スタバやマクドナルドがいたるところにある。
だが、北海道は話が別だ。
30キロごとにセイコーマートはあれど、充電スポットはない。
キャンプ場の管理人さんにお願いしたり、道の駅のコンセントを使わせてもらったり、日帰り温泉で充電させてもらったこともある。
北海道は旅人応援の文化があるっぽいので、困ったら周りの人に丁寧にお願いしてみよう。
番外編 〜旅中のSNS発信について〜
命の危険からすればテイストがかなり変わるが、旅中のSNSを使った発信についても書いてみる。
”旅”というコンテンツは、珍しいようで意外とライバルが多い。有名になるためには、それなりに努力する必要がある。(先にマーケットを調査してみるのがいい。)
無職だからSNSに時間をかけられると思っているかもしれないが、自転車旅って意外と大変です。
毎日5時間以上自転車を漕ぐ、寝る場所を探す、出会った人と交流する、観光したり、ご飯を食べたりする。旅を楽しんでいたら、SNSの時間なんてほぼないです。
SNS頑張るために旅を犠牲にするか、旅を精一杯楽しんでSNSはほどほどにやるか。私は多くの旅人がSNSを挫折している様子を見てきました。
私は、ブログ、Youtube、インスタをやっていましたが、旅中は、旅を楽しむことに専念しました。だから、旅が終わって半年以上が経過しても発信が終わっていません。(笑)
ご参考まで。
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