【自転車日本一周旅の記録】1〜4日目 福岡市→東広島市まで約350キロを走破

こんにちは、えだです。

2022年3月31日に会社を退職し、5月2日から自転車で日本一周を開始。
SNSやYoutube、ブログで旅の様子を発信していこうと思う。

日本一周5日目の今日は、初日〜4日目までの旅の様子を記事にしていく。

ほんとは毎日投稿の予定が、旅の忙しさに忙殺され達成できず。。。
はやく旅に慣れてブログやSNSの発信にリズムを整えたいと思う。

旅のハイライト

まずは、4日間の移動と観光地をハイライトにまとめる。

4日間の走行ルート

  • 1日目:博多〜下関
    旧3号線から495号線、97号線、69号線、遠賀宗像自転車道、若戸大橋を渡船で渡り、3号線と199号線で関門トンネルで下関へ
  • 2日目:下関〜周南
    下関から国道2号線沿いをひたすら進む。途中の自動車専用道路は脇道をゆく。
  • 3日目:周南〜広島市内
    海沿いの188号線で岩国へ。岩国からは2号線経由で広島市内へゆく。
  • 4日目:広島市内〜東広島市
    山陽本線沿いの2号線をゆく。

主な観光(立ち寄り場所)

  • 1日目:宗像大社、道の駅むなかた、Bear Fruits、エニタイム下関椋野店
  • 2日目:道の駅ソレーネ周南、エニタイム徳山病院店
  • 3日目:潮風公園みなとオアシスゆう、錦帯橋空港、原爆ドーム
  • 4日目:平和記念資料館

旅初日!福岡市内→下関へ

初日は、朝7時から自宅の駐輪場で荷積み。
後輪のキャリアにテントやマットをゴム紐で縛り付けるのだが、走っているとすぐにずれる。
思い返せば、中学校の時もこんな感じで通学鞄を自転車にくくりつけて登校していたっけ。

GW真っ只中と思って出発した5月3日(月)はなんと普通の平日。
福岡市内の異常な交通量に圧倒されながら、旧3号線を宗像方面に進む。

まずは宗像大社で交通安全祈願

福岡を出発してまず目指したのは宗像大社。
ここは交通安全のご利益があることで有名だ。

1番最初に訪れて日本一周が無事完走できるようにお祈りした。

ついでに、神宝館で沖ノ島の出土品を眺める。
沖ノ島は世界遺産に登録されている神秘の島で、関係者以外は入島が禁止されている。
(年に1回だけ一般の人も入島できる)
神宝館の入場料は800円と少し高め。興味がないなら無理して入る必要はなさそうである。

宗像大社の後は、道の駅むなかたに寄ってみる。
人が多かったので特に何もすることなく次へ進む。

宗像からは自転車道が整備されていて非常に進みやすい。
この道路のありがたさは、旅を進めるうちに強く感じることとなった。

Bear Fruitsで門司港の焼きカレーを堪能

宗像遠賀自転車道を進み、若戸大橋の下を渡船用のフェリーで渡った後、3号線と199号線で関門トンネルを目指す。

ちなみに、門司港はレトロな街並みが有名な観光地だ。

私は以前行ったことがあったので観光はほどほどに、名物の焼きカレーをいただく。
長距離の自転車移動で空腹になった体に焼きカレー大盛りを注ぎ込んだ。

脚が痛くてもう走れないが、せめて初日に福岡県を脱したい。
残りの力を振り絞って下関へ到着。

関門トンネルは自転車を押して通行することができる。料金は20円だ。
そして、今日は下関に泊まろう!と決めた。

エニタイムフィットネス下関椋野店で筋トレ

自転車旅で疲れていても、筋トレはまた別腹といったところ。
早速見つけた下関椋野店で筋トレした。

旅初日は、胸の日。マシンを中心に10セット程度のトレーニングに励む。
エニタイムフィットネスは、店舗にシャワーも完備されている。

筋トレした後は、エニタイムのシャワールームで1日分の汗を洗い流す。

2人の若者チャリダーに遭遇!驚きの連発!

声をかけてくださった方はたくさんいますが、10分以上立ち話をすることはなかなかない。
そんな中で、初日は2人の若者とおしゃべりした。

まず1人目は、広島からガンダムを見に博多にきたという大学生。
4月25日に博多の”ららぽーと”がオープン。ガンダムが展示されている。
なんと、このガンダムを見るためにGWの連休を利用して広島から自転車できたという。
凄まじい大学生がいたものだ。

もう1人は、博多からママチャリで唐戸市場を目指した25歳。
25歳というと自分と同い年になる。
深夜0時に博多を出発してママチャリで唐戸市場に行ってきたらしい。
移動時間は、なんと7時間!
ママチャリといっても、かなりボロだ。(本人も言ってたので遠慮なく言わせてもらう。)

新車のランドナーで下関にきて悲鳴をあげているようじゃ未熟者だなと反省した。

2日目!下関から2号線をひたすら周南方面に進む!

下関市内の公園で目覚めた朝。
初めての野宿は、寒さと雷雨で全然眠れず過ごす。

5月初旬、日中は暖かいが夜は寒い。
寝袋を調達するまで野宿はやめようと誓った。


天気予報はチェックしていたのだが、雷注意報までは見ておらず。
今後は雨雲レーダーや注意報にも注意しようと思った。
雷が光って数秒後に大きな音が鳴る。そんな確率は滅多にないのは分かっていても、自分のテントに落ちないか不安になる。

そんなことはさておき、朝になったら迷惑がかからないうちにテントを畳んで出発。
下松あたりを目標に2号線を進む。

途中コンビニで朝ごはんを食べる。
早朝から自転車を走らせ、コンビニでご飯を食べてすぐに走り出す。
「忙しいサラリーマンかっ」と社会人時代を思い出す。

2号線をひたすら走ると、自転車というのは非常に走りにくいことに気づく。
車からは狭い路肩を走るなと言わんばかりに横スレスレを猛スピードで追い抜かれ、歩行者は歩道を我が物顔で占領する。最近は、スマホを見ながら周りの様子など関係なしに広がって歩いている。

だが、こちらも目的地まで100キロある。
歩行者に合わせてゆっくり走る余裕もないので狭い路肩を気持ち肩を狭くしながら走る。

道の駅ソレーネ周南で休憩!

夕方ごろ、ようやく周南市の道の駅に到着する。
もう良い時間だし、今日は周南に宿泊しようと決める。

休憩がてら、道の駅を散策。
川に飾られた鯉のぼりを眺めたり、行列ができていたソフトクリームを堪能する。
美味しかったような気もするが、正直味はあんまり覚えていない。

明屋書店でツーリングマップルを購入

もともと九州から旅を始める予定だったため、中四国のツーリングマップルを持っておらず、山口で現地調達となった。書店に三冊ほどおいてあったので助かった。

ツーリングマップルには、観光名所やオススメのルート、宿泊場所の情報が載っている。
ライダーやチャリダーには必須のバイブルとなっている。

エニタイムフィットネス徳山病院店で筋トレ!

エニタイムフィットネスはどこにでもある。
途中利用していないだけで通り過ぎた店舗も多い。

今日は徳山病院の敷地内にあるエニタイムフィットネスで背中トレ。
マシンやケーブルを中心に10セット。

実は、旅はサンダルで行っているのでダンベルの種目はなるべくやらないように気をつけている。

3日目!下松から海沿いの188号線を岩国方面に進む

快活クラブを6時に退出し、岩国方面を目指す。

快活クラブは滞在時間に応じて自動的に最適な料金になるように計算してくれる。
9時間パックを狙っていたのだが、8時間59分01秒という滞在時間でぎりぎり退出。
もう少し余裕をもって起きたいものだ。

身長165センチの私がぎりぎり足を伸ばして寝れるフラットシート。
周りの人のいびきと少しの明るさで熟睡とまではいかなかった。

さて、話は戻って自転車旅。
昨日の走行で、中国地方の2号線は山が多いことに気づいた。

3日目は、海沿いの道を攻める。これが成功した。
なだらかで景色の良い道で気持ちが良い。

潮風公園みなとオアシスゆうで休憩

前日にスーパーで購入したやきそばを朝ご飯に食べたが、すぐにお腹が空く。

途中景色の良さそうな海岸を見つけたので休憩。
自動販売機でエナジードリンクを購入した。

まだまだ自撮りに慣れないが、Goproで公園の様子を撮影。
これからはYoutube用にたくさん動画を撮っていかないといけないなと感じた。

錦帯橋空港で米軍の飛行訓練を見学

岩国といえば錦帯橋が有名だが、じつは何回も行ったことがある。
今回は、米軍岩国基地に飛行訓練の見学に行くことにした。

毎年GWは基地が解放され、一般のお客様が見学できるらしいが、5月4日はそれがなかった。
仕方なく隣の錦帯橋空港の展望デッキから見学を試みるが、飛行機が飛ばず。

お腹も空いたので、空港のフードコート”ソラカフェ”でランチ。
カツサンドと大島産のみかんを利用したみかんジュースを飲む。
このみかんジュースは甘すぎず優しい味だった。

この後、空港から自転車を走らせ米軍基地のフェンス沿いに進むと飛行訓練を目撃することに成功。
カメラマンも多数いたので、ここがスポットであることに気づいた。

ちょっと見るだけなら迫力があっていいのだが、なにせ音が大きい。
岩国の人は、この音と一緒に生活しないといけないのかと少し同情した。

気がつけば天下一品でこってりラーメンを食す

錦帯橋空港を出発した後は、188号線から2号線に合流して広島方面を目指す。
目的地は岩国だったのだが、調子が良かったので広島市内を目指すことにした。

途中宮島付近は車が渋滞していたが、自転車なので気にせず路肩を通行。
こういう時だけは自転車の方が早かったりする。

旅をしていると、無性にジャンキーなものが食べたくなる。
ハンバーガーとかラーメンとか。

そもそも、1時間自転車で走ると500kcalほど消費するのだそう。
そりゃ高カロリーな食材が食べたくなるのも無理はない。

気づけば道路沿いの天下一品に入ってこってりラーメンを注文していた。
筋トレを始めてからラーメンは敬遠していたのだが、自転車旅ではお世話になることも多そうだ。

広島市内はフラワーフェステバルの真っ最中

夕方17時ごろに広島市内に到着。
真っ先に平和記念資料館に向かう。

広島に住んでいると意外と訪れないのが平和記念資料館である。
(私は広島出身です。)

GWだからか、チケット販売で1時間待ち。
今日は広島に泊まって翌日出直すことに決めた。

ちなみに、平和記念公園ではフラワーフェスティバルが行われていた。
例年、平和大通りに露店が並ぶのだが、やはりコロナの影響で規模縮小。
私は立ち寄ることなく宿を探した。

初めてゲストハウスに宿泊!グローバルを感じた!

広島市内に宿泊を決めてホテルを探す。

初日の野宿、2日目のネカフェでは疲れが取れず、今日はホテルに泊まろうと決めていた。
しかし、GWの観光地は宿泊客が多いらしい。どこもホテルが空いていない。

仕方なくゲストハウスに連絡してみる。
正直今までゲストハウスに宿泊したことがなかったので不安も多かったが、ネカフェより快適なのは間違いない。
こういう時、悪い環境から経験しているとハードルが低くて楽だ。

なんとか空きベットが1つあるということでakicafe innに宿泊が決まった。
早速駅近くにある宿に向かう。

1泊4000円で共用のシャワー、トイレ、キッチンがある。男女相部屋のドミトリーだった。
ネカフェよりも高いが、ベットなので確実にゆっくりできる。
翌日のチェックアウトも11時と遅いのでなおさらだ。

そして、1番驚いたのが宿泊客に海外の方が多いこと。
ゲストハウスってそんなところなんですね〜って思いました。

一度も海外に行ったことない私が外国の方に驚いているにもかかわらず、積極的に挨拶してくれる海外の宿泊客。
あわててこちらも挨拶を返しながら、フレンドリーな性格に関心する。

自分もこれくらい陽気で行こうと思った瞬間だった。

4日目!広島市内から2号線で東広島市へ

今まで3日で300キロを走破してきたことに比べると、今日のノルマは40キロと少なかった
初日に福岡を出発した時から東広島の実家で旅の疲れを癒すことに決めていた。

平和記念資料館にリベンジ!平和への関心を高める

11時のチェックアウトと同時にお世話になったゲストハウスのakicafe innを出発。

平和記念資料館にリベンジを挑む。
昨日よりチケットの列が少なく、30分ほどで入場することができた。

ちなみに、平和記念資料館の入場料は200円。
見学に2時間ほど要するボリュームを考えると格安だ。

それだけ核兵器の恐ろしさを広く知ってもらいたいということだろう。

第二次世界大戦の終戦から80年経った今でも核兵器はなくならない。
こんな平和な時代にロシアとウクライナは戦争している。

平和と国益について考えさせられる時間となった。

2号線を走り切り、目的地に到着

平和記念資料館を出発した後は、引き続き2号線を東広島方面に走る。

途中、すき家に寄って鶏そぼろ丼を食べる。
ちなみに、鶏そぼろ丼は安くて美味しくてPFCバランスもGood。オススメだ。
(PFCってのは、タンパク質、脂質、炭水化物のこと)

山陽本線でいうと瀬野→八本松の間は上り坂が多くてきつかったが、途中すれ違ったチャリダーさんの頑張れの合図に元気をもらって完走した。

チャリ旅では、こういったことがよくある。
追い抜く時、すれ違う時に互いに手を挙げたり声をかけて励まし合う。
実に清々しい文化であるし、とても元気をもらっている。


無事17時前に実家に到着した。
旅5日目の5月6日まで宿泊。次は7日に出発予定だ。

自転車ならではの気付きを少しご紹介

普段自転車に乗っている人でも、長距離乗っていない場合はこれらのことを知らない場合がある。
今回4日間でおよそ350キロを走って気づいたことを紹介する。

  • 長距離の走行でお尻が痛い!
  • ハンドルを握っている手も痛い!
  • ふくらはぎの裏が超絶日焼けスポット!

自転車ライドによるお尻の痛みは有名だ。あまり詳しく解説しないようにしておく。

それに加えて、ハンドルを握っている手も痛くなる。
だからなのか、手袋をしているチャリダーも多い。
少し前傾で手に掛かる体重も多い上に、地面からの衝撃も手で吸収していたりする。
痛くなるのも当然だ。

ふくらはぎの裏が日焼けするのはかなり盲点だと思う。
私は半ズボンで走っているので、脚全体露出しているわけだが、太ももの前よりも焼ける。
顔にも言えることだが、日焼け止めを塗っても汗ですぐに落ちるので結局焼ける。
日焼けが嫌なら長ズボンなどで物理的に対策したいこところだ。

おわりに

旅の記録も4日分まとめて書くとかなりのボリュームになる。
やはりサボらず毎日更新を心がけよう。

Youtube用に撮影した動画も編集者からかなりのダメ出しをいただいた。
いや、全くおっしゃる通りで、こんな素材を編集しても誰も見てくれないよな。
改めて「私はYoutuber、視聴者が楽しんでくれる動画を撮影する」と言い聞かせよう。

自転車で1日100キロ移動することを3日以上継続する。
普段こんな経験していない私からすれば、かなり自分自身に負荷をかけている状態だ。

脚もお尻も痛い。なんなら朝一番からずっと痛い状態でも走り続ける。
おそらく、今まで日本一周を成し遂げてきた多くのチャリダーが経験している状態だろう。
そしていずれは、この脚やお尻の痛みにも慣れて楽に自転車を漕げる日が来るのだろう。

この変化こそ、成長だと思う。

人間、自分自身に負荷をかけ、適応することで成長できる。
体もメンタルも同じだと思う。


負荷がかからない状態は非常に心地よいが、同時に危険な状態でもある。
なぜなら、成長する機会を失っているからだ。


自転車一周旅で、今までのコンフォートゾーンをぶち壊した先の自らの成長に期待したい。

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