【自転車日本一周旅の記録】88日目 気仙沼市(宮城)→一関市(岩手) 1ヶ月ぶりの自転車旅再開!

こんにちは、えだです。

日本一周旅88日目。
徒歩旅やヒッチハイク旅を経て、約1ヶ月ぶりに自転車旅を再開しました。

旅のハイライト

走行ルート

  • 気仙沼市→一関市
    国道284号

主な観光地(立ち寄り場所)

  • SLOW HOUSE@気仙沼
  • 道の駅むろね
  • 古戦場
  • しんたの家

再出発の地、SLOW HOUSE@気仙沼

8月初旬、失業認定のため福岡に帰省してから1ヶ月が経った。
2泊3日の徒歩旅に出たり、実家でゆっくりしたり、富士山に登ったり、浜松でe-foilしたり、ヒッチハイクで気仙沼まで戻ってきたりと充実した日々を過ごしてきた。

いよいよ、1ヶ月ぶりに旅を再開する。

福岡から気仙沼までの自転車旅で旅が日常に変わっていた。
ゴールなんて時間の問題だと甘く考えていたが、1ヶ月のブランクができると、やはり少し不安が募るものだった。

午前中は、SLOW HOUSEで洗濯させてもらいながら施工のお手伝い
換気扇の塗装をしたり、窓塗装の養生をしたり。

電気工事班がブレーカーを落としたりするもんだからなかなか乾燥が終わらなくて、気づけば一緒にお弁当を食べることになっていた。

すでにトータル1週間以上お世話になっている気仙沼。
このまま出発できないでいると沼ってしまいそうだ。

お昼過ぎ、いよいよみんなに見送ってもらって出発。
また会えるから寂しくない
「また遊びにくるぜ」って気持ちいっぱいで、自転車のペダルを大きく漕ぎ出した。

リハビリがてら一関まで50キロほど走る

気仙沼は宮城県の太平洋側、最も岩手県に近い場所に位置する。
そこから内陸にまっすぐ進むと岩手県の一関市に入る。
気仙沼と一関市は国道284号が一本で繋いでくれている。

大したことないアップダウンだけど、久しぶりの自転車旅にはちょうどよいリハビリ。
無理せずゆっくり進んでいく。

トイレ休憩に立ち寄った『道の駅むろね』の温度計は26℃を表示していた。
もう8月も終盤だし、東北だし、かなり涼しくなったと思う。
これから北海道に入るので先が少し不安になる。

コンビニの横を通り過ぎる時に声かけてくださったおばちゃんが、お茶の差入れをくれた。
少し手前で追い抜かしてくれたときに、応援したいと思ってくれたらしい。
こうして突然応援してもらえるのも久しぶりの感覚で、旅の再開を実感した。

岩手県行きたいサウナランキング1位の古戦場

50キロはリハビリにはちょうど良い距離で、17時ごろ一関市の『古戦場』に到着した。
『古戦場』って名前だけ聞くと、歴史的な観光名所かなんかだと思ってしまう。

ここは、岩手県でも有名な温泉施設だ。
クラウドファンディングで新設したサウナのおかげもあってか、岩手県行きたいサウナランキングで1位の場所である。

ここにきた理由は、気仙沼つながりで知り合った元日本一周旅人のしんた君に会うためだ。
インスタグラムで事前に連絡して、無事に古戦場で会うことができた!

せっかくなので、古戦場のサウナを体験することにした。
1200円の食事+入浴券のチケットを購入して入場する。

お腹が空いていたので、先に定食を食べる。

続いて、サウナへ。
サウナ室や更衣室にサウナに関する展示が多くて、サウナに対するこだわりが随所にみられる

2つあるサウナ室はどちらもロウリュウがある
”ロウリュウするときは周りの人に声かけてね”ってスタイル日本人は苦手かも。
私がロウリュウを遠慮してると、おじちゃんがやってくれました!
熱波師がいないのが残念だったけど、モアモア立ち込めてくる蒸気で汗が噴き出ます。

外気浴するためのベンチはたくさんあって、しっかりトトのう時間が取れる。
サウナ3セットばちばちにキメてきました。

サウナでトトのってるときに、面白いアイディアが浮かぶ
実現するのはむずかしいけど、実現したら面白そうってテイストのやつ
これをどれだけやっていけるかで人生の面白さが変わる。(と思っている(笑))

サウナでSLOW HOUSEの施工でお世話になった方とばったりお会いする。
しんた君とも知り合いで、「泊めてもらえるかどうか聞いてみるよ。」とのこと。
私から直接頼みにくいけど、泊めてもらえるならかなり嬉しい。。。

先にサウナを出て、休憩室で待っていると、、、

しんた君が「泊まっていいですよ!」と言ってくれた。
というわけで、急遽しんた君の家に泊まることになりました!

サウナグッズ売りながら日本一周

しんた君の家に移動して、お互いの話をする。

会社の企画で、サウナグッズを売りながら日本一周したことがあるらしい。
日本一周だけじゃなくてサウナグッズを売りながらというのがまた面白い。
しかも、サウナグッズの売り上げだけで生活してたらしい。

サウナグッズを出店させてもらうために、何百件の施設に電話してお願いしたんだとか。
電話の時に伝える内容が黒板にメモしてあって、部屋の片隅に置いてあった。
何百件かけてもOKしてくれるお店なんてごく僅かだったみたい。

今後もまだまだ野望を秘めてる旅人だ。再会が待ち遠しい。

急な展開にも関わらず、(快く?)泊めてくれるやさしさ。
あったかい布団まで用意してもらいました。

おわりに 〜これからは人に会うための旅にしよう〜

久しぶりに自転車に乗るとケツが痛い
人間の体ってほんとに不思議だ。

これまでの旅を振り返って、今後どんな旅にしたいかを考えてみた。

今までの旅で思い出に残っていることってなんだろう?
観光したこと?美味しい食べ物?ではなくて、やっぱり人との出会いなんだよね。

SLOW HOUSEのオーナーであるケイイチさんに質問したことがあった。
旅の思い出が観光地だったことってありますか?」「ないね」と即答。
全くないわけではないと思うんだけど、それくら人との出会いが印象的ってことなんだよ。

「これからは人に会うための旅にしよう」そう方向転換して再出発したのであった。

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