【自転車日本一周旅の記録】162日目 豊岡市→鳥取市(鳥取県) 植村直己冒険館で取材してもらったよ!

こんにちは、えだです。

日本一周旅162日目。
豊岡市出身の冒険家、植村直己さんの記念館を訪問しました。

旅のハイライト

鳥取駅

走行ルート

  • 豊岡市→鳥取市
    国道482号、9号

主な観光地(立ち寄り場所)

  • 植村直己冒険館
  • 丸茂旅館
  • 炉端かば

朝起きたらタイヤの空気がない

豊岡市にある公園で目覚める。

テントから出るとあたりは霧に覆われていました。
なるほど、ここは高山と同じく盆地ですか。

7時30分ごろ、小学生が集まり始める。
ここは、登校班の集合場所になっているようだ。

集合場所の東屋に座るあやしいお兄ちゃん(いやおじちゃんか?)。
適切な距離をとり、様子を伺う小学生たちであった。

お見送りに来た保護者の方に事情を説明すると安心してもらえました。
最初はかなり怪しまれてましたけども。(笑)

濡れていたテントが乾いたので出発しようと思ったら、
なんとフロントタイヤの空気が抜けている!

2日前、舞鶴に向かう途中でパンク修理したとき、
タイヤに残っていた棘を撤去できていなかったからだろう。

チューブの穴を修理してタイヤに残った棘もとっておいた。
近所のおじちゃんが途中から手伝ってくれました。

チャレンジャーの聖地『植村直己冒険館』

9時に出発する予定が思わぬアクシデントで11時出発になった。
今日もかなり時間に余裕がない、、、(笑)

丸亀にあるゲストハウス『ウェル亀』のオーナーさんに教えてもらった『植村直己冒険館』にやってきました。

駐車場で職員の方に見つけてもらい、
ぜひ、インタビューを受けていってくれ!」とオファーをもらう。

話をするのは大好きなので、もちろん快く引き受ける。
でも、その前に館内を見学しよう!

入館料は550円。
館内には、植村直己さんの偉業が多数展示されていました。

植村直己さんは、持ち前の人懐っこい性格で現地の環境にどんどん溶け込んでいったみたい。
『青春を山にかけて』には書かれていない彼の人間性を知ることができました。

「山で死んではいけない」と言っていた彼自身が、
最後はマッキンリー単独登山の途中で行方不明となってしまっている。

冒険のスケールは全く違うが、
無事に日本一周を終わらせる大切さをあらためて実感した。

館内の見学を終え、受付のスタッフさんにインタビューをしてもらう。
そして、想像以上に素敵な記事が出来上がりました

人とのつながりを旅路にかえて

上記リンクからアクセスできるのでぜひ読んでみてほしい。
私のここまでの旅の集大成にもなっている。

ちなみに、旅人なら植村直己冒険館の敷地にテントを張って宿泊OKとのこと
豊岡市には宿がないので、とっても嬉しい旅人応援である。

鳥取へ!山道多いし、道わからんw

ローソンに立ち寄ってお菓子を購入する。
今日も時間がないので食べながら進むスタイルだ。

国道482号で神鍋高原を越えていく
長いトンネルをいくつも抜けていきます。

3,692mのトンネルは長すぎ

ようやく国道9号に合流したと思ったら、
鳥取市まで残り51キロは遠すぎる。

もう少しで鳥取市街地というところで国道9号がバイパス化。
自転車で走行できなくなってしまいました。

また、国道9号の迂回路が分かりにくい。。。
岩美町から鳥取市に向かうまでに2つほど坂を越えました。

坂の上から国道9号を見下ろす

鳥取砂丘の横を通過する頃にはすでに薄暗くなっていました。
ようやく鳥取市街地に到着です。

「俺の家に泊まったら面白いと思うよ」

鳥取中央郵便局で香川県から送ってもらった荷物を受け取ります。
マスクFREEのチラシをいただきました。

チラシの枚数が多くて配り切れるかわからないけど、
一緒に差入れも入ってるから頑張るしかない!

アメとムチが同時に送られてきた感じだ。(笑)

1日自転車を漕いだ汗を流すべく『宝温泉』に向かう途中で車の中から声をかけていただいた。
俺の家に泊まったらおもしろいと思うよ。」とのこと。

いや、よくわからんすぎる。(笑)

とりあえず、「この後飲み会の予定があって、先に温泉に入りたいです」って伝えると、
『丸茂旅館』の日帰り入浴に連れて行っていただきました

入館時間も早かったので貸切状態。
源泉掛け流しの温泉が気持ちいい。

その方が運営されているシェアハウスに案内してもらい
鍵を預かってから待ち合わせの居酒屋まで送ってもらいました

いや、怒涛の出来事すぎでしょ。

「覚えていてくれてありがとう」4年ぶりの再会です

鳥取の居酒屋で学生時代のバイト仲間と再会しました。

この前久しぶりにLINEしてみたら、
覚えていてくれてありがとう」と送られてきました。

鳥取に住んでいると心がきれいになるのかもしれません。

久しぶりにLINEしてこのメッセージ返ってくることある?
ありがとうを大切にしすぎでしょ!
いやぁ。素敵すぎるなぁ。

彼女とはおよそ4年ぶりの再会でした。
『炉端かば』から『や台寿司』にハシゴして1時くらいまでしっかり語りました。

会社で人事の仕事をしているらしく、面接で失敗談を聞く重要性を教えてもらいました。
失敗を克服する方法はパターン化されるから、
どうやって失敗を乗り越えるかを知っておくのは大切なんだとか。

私は、どうやって失敗を克服してきただろう。。。

失敗したら正直に謝る。
同じミスは2度としないように対策を考える。
迷惑をかけた相手にメリットを提示する。

こんな感じかな?(笑)

反省するけどくよくよしない。
前向きにこれからできることを考える。

彼女との再会が、2日後の出雲での素敵な体験につながります
ほんとありがとうね。

2次会??朝まで語ろう

飲み会が終わって、本日泊めていただく部屋に帰ってきました

泊めていただくにも関わらず、こんな遅くまで呑む図々しさだよね。
いや、もともと飲み会が先だったし、4年ぶりの再会だから、、、(笑)

鍵は預かっていたのでこのまま寝ることもできるんだけど、、、
もしかしたら待っててくれてるかもしれないと思いリビングに顔を出してみました。

まさかのみんな起きてる!(笑)

てっちゃん、ゆーやくん、たがわさんと3時くらいまで語り明かしました

おわりに 〜白石くんを見つけたよ〜

お世話になったシェアハウスで見つけた旅人ノートに白石くんの手記を見つけました。

白石くんは私が日本一周するきっかけになった人
福岡にあるFAKE IT COFFEEで出会って、白石くんが書いた本を読んだ。
”旅”って言葉を初めて知って、旅に興味を持った瞬間だったね。

一度しか会ったことないけど、間違いなく私の人生を動かしてると思う。

彼が日本一周したのはコロナ前だから旅で繋がることはないと思ってたんだけど、
まさか最後の最後でその足跡を辿ることができると思っていませんでした。

街中でたまたま声かけてもらってつながるんだから、ほんと何が起こるかわからない。
旅って奇跡の連続なのよ。

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