こんにちは、えだです。
日本一周旅89日目。
自転車日本一周チャリダーのじゅんきさんと夢の共演です。
たまたま訪れた奥州市の居酒屋でどえらいことに。(笑)
旅のハイライト
走行ルート
- 一関市→奥州市
国道4号
主な観光地(立ち寄り場所)
- マクドナルド
- 卯の花清水
- 中尊寺金色堂
- エニタイムフィットネス水沢店
- 萬福食堂
午前中の雨をマクドナルドでかわす
8時30分ごろ、しんたに見送ってもらって出発する。
昨日はあったかい布団で寝れたので体力は万全の状態だ。
しかし、天候はあいにくの雨。
すぐ近くのマクドナルドで雨をかわす。
朝マック、昼マックの連続マックは、かなり不健康な食事だ。
地元のガチチャリダー君に平泉を案内してもらう
一関から国道4号を北上して、平泉へ。
ここは、中尊寺金色堂が有名だね。
トレーニング中の地元のチャリダー君に声をかけてもらって、『卯の花清水』と『中尊寺金色堂』に案内してもらいました。
彼はヒルクライムの大会で10代部門で2位になる実力者。
自転車でここまで走ってきた私のふとももをはるかに凌駕する太さであった。
魔改造した愛車は70万円くらいじゃないかと言っていた。おそろしい愛着だ。
中尊寺金色堂に案内してくれたあと、ジュースの差し入れまでいただいた。
ありがとう!
ここ入るのに800円もかかるんですか!?
世界遺産の中尊寺金色堂。
観光に興味がないとはいえ、道沿いにある世界遺産をスルーするほど無関心ってわけでもない。
自然豊かな中尊寺の敷地を観光客になりすまして進んでいく。
一番奥にある金色堂からは入場料が発生する。この建物の中に入るために800円必要だ。
迷ったあげく、せっかくなので入ってみることにした。
5分くらいで観光終了するほど小さい施設。
中に入ってピカピカみながらガイダンスを聞いて、ハイ、終了!
今はもう現代の建物にしっかり守られてて、ガラス張りで、なんか味がないんだよね。
薄々わかってはいたけど、観光費が高くついた(笑)
じゅんきさんと再開して秒でエニタイムに向かう
7月末にヒッチハイク旅で青森から熊本に帰省していたじゅんきさん。
少し前に青春18切符で青森に帰ってきていた。
じゅんきさんは4号線を南下、私は北上していたので、奥州市で落ちあうことになった。
先に奥州市に到着していたじゅんきさんはマクドナルドで休憩中。
私も少し遅れて到着した。
「先に筋トレ行ってきていいよ」とじゅんきさん。
それで、エニタイムに近いマクドナルドにいてくれたのかと納得した。
1ヶ月ぶりの再開もわずか数分で『エニタイムフィットネス水沢店』へと旅立った。
予想外の連続!じゅんきさんと訪れた萬福食堂!!
筋トレを終えて、ふたたびマクドナルドに戻ってきた。
いつも大盛りグルメにチャレンジしてるじゅんきさんとはぜひ大盛りコラボしたい。
Googleマップの口コミで見つけた『萬福食堂』にいくことにした。
ちょうどカウンターが2つ空いていた。
お店の前に自転車を停めさせていただき入店する。
ここから、不思議なことが起こりまくる。
萬福食堂のマスターは、やばい。
萬福食堂は夜でも定食が食べられるお店だ。
単品のおかずを注文して+200円で定食にできる。しかもご飯のおかわりが自由。
2人とも定食狙いだったんだけど、「ご飯があるかわからないから待て」と言われる。
仕方なく、飲み始める2人。
ふたりで旅の話をしていると、途中でマスターが話しかけてくれる。
私たちが日本一周をしていることを知ると、そこから対応ががらりと変わった。
「今日の予算は??」と聞かれる。あえて金額は書かないでおくが、、、
「その金額でいいから」と言われて、マスターが次々料理を出してくれる自動オーダーモードに突入した。
缶ビールなら飲み放題でいいからとお酒もたくさん飲んで、予算を大幅に上回る大盤振る舞いだったと思います。
「俺らもお店の残飯処理ができるから都合がいい」とおっしゃってくれたけど、マスターの漢気と優しさに違いない。
大満足でお店を出ようとした時、マスターがお見送りに来てくれた。と思ったら違った。
「23時に店が閉まるから、その後で店の中で寝たらいい」とのこと。
図々しく、インスタライブする場所を探していることを伝えると、倉庫を貸してくださった。
お店が閉店になる23時まで、じゅんきさんと一緒にインスタライブをやってみた。
終始5人くらいの方が視聴してくださる中で、旅の思い出を語る会となった。
5人くらいなんだけど、自分にカメラが向いてると思うと少し有名人になった気分だ。
途中、マスターがビール持ってきてくれたり、おつまみ持ってきてくれたりと盛り上げてくれた(笑)
後で聞いた話だが、私たちがつまらないライブをしてると思ってあえてやってくれたことらしい。
どこまで優しいんだろう。
閉店後、今度は萬福食堂のマスターのインスタグラムでライブ配信を開始。
激辛焼きそばの閻魔を食べるという破天荒チャレンジだ。
お湯が沸くまでの間、まだ未熟な私のウクレレで時間をつなぐ。
酔っ払っていないと恥ずかしくて演奏できないレベルだ(笑)
マスター、じゅんきさん、私の3人で閻魔を一気に食べ尽くす。
辛い、というより痛い(笑)
私たちがヒーヒー言ってる映像を最後にライブはバシッと終了した。
短時間で爆発的に盛り上がることして終わる。これがマスター流だったんだと思う。
お店の片付けをして、シャワーを浴びて降りてきたマスターがたくさんの言葉をくれた。
人生の先輩として、私たちに伝えたいことがたくさんあったんだと思う。
「せっかく日本一周してるなら埋もれるな」
「だれかに親切にしたことは自分に返ってくる」
「チャンスが巡ってきた時のためにしっかり準備しろ」
「その人だからこそ助けたくなるってのが一番大事だし、一番強力だ」
これらは、翌日思い出して一生懸命メモした一部だ。
おわりに 〜旅人トークってこんな感じ〜
せっかくじゅんきさんと旅トークしたので、一部を紹介してみる。
まず、旅のルートや良かったところを共有する。
じゅんきさんは北海道のこと、私は気仙沼での出来事を少しお話しした。
”人との出会いこそが旅の思い出”ってところはお互い一致していた。
お互い今から向かう土地だから、全部話してしまってはもったいない気もする。
それからヒッチハイク旅の話。
お互いヒッチハイク旅を終えたあとなので、ヒッチハイク旅の感想を語った。
じゅんきさんはもうヒッチハイクはやりたくないと言っていた。
「自分の責任で旅をする」という言葉を何度も使っていた。
ヒッチハイクは自転車と違って人に助けてもらう旅だ。
自分の責任で旅をしているとは言い難い。
私の母もじゅんきさんと同じ考えで、旅をするなら自分の責任でやれと言っていた。
助けてもらう前提の旅はおかしいと。
やってみないとわからないと思って、現金を持たずにヒッチハイク旅をしてみたわけだけど、私も母と似たような考えになった。それでも、もうヒッチハイクをやりたくないというほどではなかった。
旅の話をしていると、お互いがお互いの旅を羨ましく思うこともある。
だが、同じルートを旅しても同じ旅は2つとない。
何をみてどう感じるか、誰と話してどう行動するか、人それぞれ違うから違う旅が生まれる。
他人と同じ旅はできないけど、する必要もないし、旅に個性があって面白い。
最近始めたばかりの観光しない旅、人と出会う旅についても共有してみた。
観光地やグルメを調べるんじゃなくて、オススメされたところに行ったり、方向だけ決めてただただ自転車を漕いでみたりって旅だ。
じゅんきさんはこれを聞いて「計画しないと不安で仕方ない」と言っていた。
私も、どこまで漕いでどこに泊まるかが決まっていないと不安になっていたので気持ちはよくわかる。
旅を通じてお互いからを破っていけると新しい自分が見えるんじゃないかな。
じゅんきさんは、これから一関に向かうとのことだったので、古戦場のしんたに連絡しておいた。
こうやって旅人は繋がったりするもんだ。
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