【自転車日本一周旅の記録】94日目 盛岡市→南部町(青森県) かんた,じゅんきさんが泊まった『繭子の宿』へ

こんにちは、えだです。

日本一周旅94日目。
いよいよ本州最北端の青森県に入る

旅のハイライト

走行ルート

  • 盛岡市→南部町
    国道4号

主な観光地(立ち寄り場所)

  • 道の駅 石神の丘
  • 弓弭(ゆはず)の泉
  • 御所野遺跡
  • 道の駅 さんのへ
  • 繭子の宿

野宿したらテント干さなあかんのよ

盛岡市にある運動公園に設営したテントで朝5時に起床した。
なかなか立派な運動公園だからか早朝からウォーキングする人が多い。

濡れたテントは畳んで干しておく。
この日は少し曇っていたので、出発ギリギリまでテントを干してもあまり乾かなかった。

快活クラブに泊まればテントを干す時間を短縮できるけど、旅をしている間は収入がないので時間がかかってもお金を節約する方を優先した。

本日は、すき家で朝ごはん。
焼き鮭定食のご飯大盛りが430円で食べられるのはありがたい。

愛知県から日本一周してるライダーに声をかけない

盛岡市から国道4号を北上していく。

出発から2時間くらいで『道の駅 石神の丘』に到着した。

道の駅の駐車場で日本一周しているバイクを見つけた
しかし、肝心の運転手が見つからない。
インスタでメッセージを送って合流することもできたけど、私はそれをしなかった。

日本一周のライダーが珍しくなくなっていたのかもしれない。
今日の目的地まで距離があったから先を急いでいたのかもしれない。
ただ、気分が乗らなかっただけかもしれない。

インスタで「お互い頑張りましょう」とメッセージだけ送っておいた。

北上川の源泉??弓弭の泉

国道4号から少し脇道に逸れて、奥州街道の名残が残る旧道を進む。
ここに北上川の源泉と言われる場所がある。
弓弭の泉』と呼ばれる湧水だ。

こんな小さな湧水が大河の源泉なんて想像もつかない。
ただの伝説ですな。(笑)

このあたりは川の駅となっていて大きな東屋とトイレがある。
動物が少し心配だが、野宿スポットとしてはかなり条件が良さそうだった。

ファミマで見つけた岩手名物の煎餅

国道4号沿いのファミマでお昼ご飯を探していると、岩手名物の南部煎餅を発見した。
正直、カロリー摂取できれば食事はなんでもよい。

この煎餅がかなり硬い!(笑)
歯が折れてしまうかと思ったくらいだ。

かなり素朴な味で、しっかり噛めば味が滲み出てくるタイプだった。

ファミマで出会った週末旅ライダー

ファミマの駐車場で大荷物のライダーを発見した。

今度はすぐに話しかける。
たぶん、さっき日本一周ライダーに話しかけなかったのを心の中で後悔していたのだと思う。

出会いは一期一会だからね。
奇跡のタイミングなんだよ。無駄にできん。

このライダーさんは、週末旅に出かける途中だという。
川で魚釣りして、夜はBBQをするらしい。
自転車日本一周とはかけ離れた豪華な旅が羨ましい。

過去に1年間仕事を辞めてゲームに熱中した時期があったらしい。
確かにゲームは強くなったけど、今考えれば時間がもったいなかった」とおっしゃっていた。

何が正解かって、未来から振り返ってみないとわからないよね。
私も日本一周旅のことを時間がもったいなかったって思うかもしれないし。
会社員だった日々をもったいなかったって思うかもしれん

いい方向に変化してるからこその気づきだと思う。

無料で見学できる世界遺産の御所野遺跡

国道4号沿いにある世界遺産に寄り道してみる。
ここは縄文時代の住居が残る『御所野遺跡』だ。

公園内も無料で見学できるのが嬉しい。

縄文時代の住居は釘とか一切使われてない。住居の中も殺風景だ。
しかし、「ここで寝れるならどれだけ快適なんだろう」と思ってしまう。
一度試してみたいところだ。

油パンってなんぞ?

国道4号を北上して、ついに青森県に突入した。

16時30分ごろ『道の駅 さんのへ』に寄り道する。
今日の宿泊場所まで残り20キロほどである。

少しお腹が空いていたので、ミニトマトと油パンを購入して休憩する。

油パンってのは、あんぱんをあげて砂糖をまぶしたパンって感じだ。
砂糖がふんだんにまぶしてある割には甘くない。餡も甘くない。

どうせなら甘くていいし、揚げてるならサクサクがいい。
ちょっと期待と違う味でした。

日本一周チャリダーの先輩方が宿泊された繭子の宿

大阪にあるゲストハウス『君彩家』で遭遇した日本一周チャリダーのかんたとじゅんきさん。
2人が宿泊した『繭子の宿』に宿泊することにした。
青森県南部町にあるゲストハウスだ。

ドミトリーがないらしく、広い個室を用意してもらいました。
ゆっくり湯船に浸かって疲れをとった後、夕食を食べながら女将の繭子さんとゆっくりお話できた。

繭子さんは、パラグライダーで大空を見た時に柵の中で生きていたことを痛感したんだそう。
ゲストハウスの女将だけじゃなく、活動も多岐にわたっていてアクティブでかっこいい。
元気もらえるし、刺激もらえる。そんな会話がとても楽しかった。

おわりに 〜何歳になってもチャレンジできる〜

『道の駅 石神の丘』で声をかけてくださったおっちゃん。
もうすぐ定年を迎えるらしい。

定年になったらすぐに自転車で日本を一周するつもり、もう少しだから楽しみだ」とのこと。

実は、60歳を超えても自転車で日本一周をしている方は何人か遭遇したことがある。

今しかできない。ってことはない。
やろうと思えばやる手段なんていくつもある気がする。


イキイキとしてるおっちゃんの顔に元気をもらった。

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