日本一周のまとめ記事をつらつらと書いていく。
第1弾は、旅の寝床事情についてだ。
- どんなところで寝たの?
- 寝る場所はどうやって決めるの?
- 野宿で印象に残ってることはある?
こんなことがわかる記事です。
先に断っておくが、野宿なんかはかなりグレーな行為だ。
想像してみるとわかるが、
近所の公園にテントが張られていたら怖いだろう。
なるべく夜遅くにテントを張り、
朝早く出発することを心がけて野宿させていただきました。
まず、全168日の宿泊場所内訳を公開!
168日の宿泊割合は、以下のグラフの通りだ。
1番多いのが野宿(33%)。
続いて、ゲストハウスなどの宿(24%)、地元の方の家(23%)と続く。
雨の日はネットカフェをよく利用していたが、北海道に快活クラブが少ないことから11%に収まったと思う。
その他(2%)は、24時間の温泉施設と函館のフェリーターミナルのことだ。
宿泊場所ごとに”便利なところ”と”心配なところ”
簡単だけど、宿泊場所ごとの特徴をまとめてみる。
野宿
公園や道の駅、海水浴場にテントを張って寝ること。
私の場合は公園野宿が多かった。
夏の海水浴場は、夜遅くまで若者で賑わうのでオススメしない。
- 野宿スポットが多い
- 予約が不要
- お金がかからない
- 雨や霜でテントが濡れる
- 通報される危険性
野宿とキャンプは人それぞれ定義が違う。
私の場合は、キャンプ場にテントを張るときはキャンプとした。
キャンプ場
無料・有料のキャンプ場にテントを張って寝ること。
北海道には無料や格安のキャンプ場が多いのでオススメだ!
- 宿泊許可がある
- トイレや炊事場がある
- 場所が少ない
- お金がかかる
宿泊許可があるってのが結構大事です。
安心してゆっくり寝ることができます。
ネットカフェ
ネットカフェと書いているが、『快活クラブ』のこと。
雨を回避するために利用することが多い。
- テントや寝袋の準備が不要
- 充電できる
- 室内なので温度管理されているし雨に濡れない
- 朝食無料やシャワー、ドリンクバーなどのサービスあり
- お金がかかる
- 利用時間で金額が変わるので焦る
- 漫画を読み始めると終わり
- カラオケを始めると辛い
宿泊目的の快活クラブで漫画やカラオケはご法度です。(笑)
寝れなくなりますよ!
宿
ゲストハウス、ライダーハウス、ホテルのこと。
- Wi-Fiや電源が確保できる
- 布団でゆっくり寝れる
- 有名なゲストハウスなら交流が生まれる
- 野宿やネカフェに比べて金額が高い
- 予約が必要
予約が必要なのがかなりリスクだ。
そもそも旅人が先の予定を立てるのをオススメしない。
自転車トラブルなどでたどり着けない場合もある。
または、素敵な出会いを宿の予約で台無しにすることも。
当日予約でも宿泊できる可能性があるから、ギリギリまで予約しないのもひとつの手だ。
(宿には迷惑がかかるんだけども。。。)
家
地元の方の家、知人の家、親戚の家といったところ。
旅先で出会った方の家に泊めてもらうこともある。
思い返すと、この体験がある場所は思い出が色濃く残る場所でもある。
友人や知人でも、普段会わない人に連絡をとってみるのもいい。
自転車で旅をしてるノリだからこそ、会いやすいこともある。
寝るところはどうやって決めるのか?
当日寝る場所をどうやって決めるのか?
私の場合は、ゲストハウス>野宿>ネカフェの順番で決めていく。
オススメされたゲストハウスには必ず泊まる!
オススメ情報は、同じく旅人からだったり、
ゲストハウスのオーナーから直接仕入れることもある。
みんながオススメするようなゲストハウスは、交流があって楽しいところが多い。
私もゲストハウスから始まった交流がたくさんある。
ゲストハウスに宿泊しないなら野宿
野宿するときは、Googleマップで公園や海水浴場、道の駅を探す。
私は、ストリートビューで雰囲気も確認するようにしていた。
簡単なチェックポイントは、以下の3つ。
- トイレがあるかどうか
- 人通りが少なそうか
- 東屋があるかどうか
トイレはきれいな方がうれしい。
そして、東屋があれば雨でも野宿ができる。
雨の日はネカフェに泊まる
雨で嫌なのは、テントが濡れること。
あとは、テントを片付ける時に荷物が濡れること。
雨の日は煩わしいので、充電も兼ねてネカフェに泊まることが多かった。
野宿していて注意されることはある?
野宿されていて注意されたことは1回だけ。
愛媛県の海水浴場でテントを片付けていたときに、
「ここ、キャンプ禁止だよ」って地元の方に声をかけられた。
他の旅人の話だと、地元の方に警察を呼ばれたことがあるとか。
警察に職務質問されるのは旅人あるあるらしい。
私が注意されることが少なかったのは、夜遅くにテントを張り、朝早くに撤退するのを心がけたおかげだと思う。
野宿の思い出を語る
野宿の珍エピソードを紹介しよう。
これは、静岡県の公園で野宿していた時の話だ。
雨が降っていたので、大きな東屋にテントを張って寝ることにした。
翌日の朝、テントから顔を出すと、
テントの周りを囲うように地元の方が集合していました!(笑)
きょとーんとしていると、
「起こしてごめんね。もう少しで終わるから」とのこと。
どうやら、ラジオ体操の集合場所になっているらしい。
流石に寝ていられないので、一緒にラジオ体操をすることになりました。
ネカフェ対策はしっかりやったほうがいい
雨を凌げる上に、充電もできるネットカフェは旅で大変重宝する存在だ。
ただし、ネカフェならではの問題もある。
- ブースの壁が薄く、いびきがうるさい。
- 明け方、アラーム音がなりひびく。
- 店内が明るい。
- 店内に謎のBGMが流れている。
アイマスクや耳栓があれば、ネカフェでの睡眠の質は格段に上がるだろう。
慣れれば、野宿のほうが快適であることも伝えておく。
真っ暗で、テントというパーソナルスペースが確保されており、
周りが静かで、退店時間を気にしなくてもいい。
おわりに 〜集計結果をふまえて〜
ほんと、いろんなところで寝たなぁ〜ってのが正直な感想です。
野宿が33%ってのは想像よりも少ないし、
地元の方・知人宅に泊めていただいたことが23%と多いのも驚いた。
これは、たぶん連泊させてもらったからだと思う。
なんだかんだ言って、毎日ふかふかのベッドで寝れるのは幸せだよ。
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