【自転車日本一周旅の記録】106日目 夕張市→滝川市 宮崎県から持ち続けたバトンを繋ぐ

こんにちは、えだです。

日本一周旅106日目。
岩瀬牧場でのこの出来事は忘れられません。。。

旅のハイライト

走行ルート

  • 夕張市→三笠市
    国道38号
  • 三笠市→滝川市
    国道12号

主な観光地(立ち寄り場所)

  • ゆうばりキネマ街道
  • 石炭の歴史博物館
  • 朝日駅跡
  • 日本一長い直線道路
  • 岩瀬牧場
  • エニタイムフィットネス滝川店
  • 道の駅たきかわ

夕張フォレストユースホステルめっちゃいい

夕張ユースホステルの個室で目覚める。
部屋で朝食を食べてからセルフのコーヒーを飲みにダイニングへ向かう。

ダイニングでは、朝食の残りのパンとスープを出していただいた
素泊まりプランだから本来は朝食はついてないはずなんだけどね。

昔は日本一周してる若者が多かったけど、最近は少なくなったらしい。
ユースホステルの金額が上がってるのもあるし、そもそも夕張をルートにする旅人も少ない。

珍しい日本一周チャリダーの来訪だったからか、とても親切にしていただいた
Googleマップの高評価もスタッフさんの優しさに触れたら納得だ

財政破綻した夕張の街並み

夕張市は日本で唯一財政破綻した街だ。

かつては人口が10万人を超え、炭鉱で栄えていた。
今では人口1万人を下回り、高齢者の割合も高い。

空き部屋だらけの炭住(アパート)や学校跡、線路跡が並んでいる。

高さ63mの大煙突も炭鉱時代の名残だ。
ユーパロの湯の目標になっていたが、ユーパロの湯も平成29年11月16日から休業中とのこと。

夕張市役所はかなり大きな建物だけど、ほとんどのフロアが使われておらず廃墟のようだった。

夕張市役所の近くには『ゆうばりキネマ街道』がある。
昔懐かしい映画の看板がたくさん掲示してあった。

夕張市は映画をメインとした観光業に力をいれていて、ファンタスティック映画祭を開催している。
私が見たのは、祭りとは程遠い繁華街の廃れた景観だった。

そんな夕張市の1番の観光地は『石炭の歴史博物館』である。
石炭産業を中心に栄えた夕張の繁栄と衰退の様子がよくわかる博物館となっている。

夕張市は借金+ヤミ起債で財政破綻に陥ったわけだが、日本全体でも借金は大きな問題だ。
日本円で借金してるから大丈夫って声もあるけど、本当にそうだろうか?と疑ってしまう。

石炭博物館には、地下1,000mまで降るエレベーターがある。
(実際に行くわけではない。当時を再現するための表現だ。)
本当に地下1,000mまで降りると勘違いしてしまって、揺れるエレベーターの中で震えていた。
冗談もほどほどにしてほしいところである。

リアルな炭鉱の様子が再現されていたり、重機が実際に動くところをみたりできる。
この博物館は行って良かった!

日本一長い直線道路を駆け抜けろ

国道38号で三笠方面に向かう。
ちなみに、夕張から三笠に向かうのはかなりの山道だった。。。

かつて炭鉱を運んでいた際の終着駅である『朝日駅』に立ち寄った。
日本遺跡に登録されている味のある駅舎だ。

国道12号に合流したところにあるイオンで少し休憩する。
昨日おばあちゃんにもらったごま団子で腹ごしらえだ。

ここからは国道12号を滝川方面に進む。

途中で左手に”日本一長い直線道路”の大きな標識が出てきた。
この先29.2キロハンドルをまっすぐ固定してもぶつからずに進めるみたいだ。

直線とはいえ、路肩が狭かったり信号があったり快適に走れるわけではなかったけどね。

岩瀬牧場で宮崎からのバトンを渡す

砂川市を走っていて、大切な用事を思い出した。
砂川市の岩瀬牧場に親戚がいるからあってみたら?」と宮崎市で言われていたんだった。

時刻はすでに16時を過ぎていた。
営業時間を気にしながら、岩瀬牧場まで必死に自転車を漕いだ。

なんとか営業時間内に岩瀬牧場のジェラート屋さんに到着した。

無事に親戚の方とお会いすることができました!
さらに、岩瀬牧場のレストラン『RIVISTA』でディナーをご馳走になりました。

カジュアルなイタリアンレストランでサクサク生地のピザが絶品でした。
牧場だから牛乳も飲む!

道の駅たきかわで野生の虎に会う

岩瀬牧場で夜ご飯を食べた後、すでに暗くなった道を滝川方面に向かって進む。

洗濯DAYだったので、まずはコインランドリーに向かう。
800円かけて洗濯と乾燥を終わらせた。

自転車から異音がすると思ったら、タイヤにホッチキスの芯が刺さっていた。
ホッチキスの芯を抜くとパンクした。

洗濯と乾燥の時間は、パンク修理の時間となってしまった。。。

北見を除けば、日本最北端にある『エニタイムフィットネス滝川店』で筋トレ。
ここから北上していけば、当分エニタイムがない
旅を始めてようやくシャワー問題に直面するわけだから、やはりエニタイムの存在は大きい。

セイコーマートで夜ご飯を買って行く。
セコマで一番うまいパスタのペペロンチーノとその他諸々だ。

そんなこんなで、22時前にようやく『道の駅たきかわ』に到着した。
気仙沼で出会った日本一周チャリダーのとらとらと再会だ。

私が到着した時には、彼はすでに寝床を決めていた。
道の駅のトイレの前のスペースに寝袋で寝るんだとか。

いや、流石に人来るし、なんと言ってもトイレの前はなんか嫌でしょう。。。
そう言っても寝る場所を変える気はなさそうだ。

旅人と出会った時は自分の殻を破るチャンスでもある。
わたしも寝袋を持ってきてとらとらの横で寝ようと思った。
しかし、やはり人通りが多い。いつになってもトイレを利用する人が減ってこない。
とらとらもさすがに寝れないと思ったのか、一緒に寝る場所を変更することにした。

今度は、道の駅の自動販売機の前のスペースだ、、、
トイレよりはマシか???

とらとらの野宿レベルの高さ??に驚かされた。

おわりに 〜旅終わりの燃え尽き症候群〜

札幌で会う予定だった日本一周チャリダーのまつさん。
和歌山から奈良に向かう国道24号でたまたますれ違ったという奇跡の出会いだった。

まつさんが日本一周ゴールした翌日に札幌で会う予定だったんだけど、
「明日は家でゆっくりしたい」とインスタで連絡をもらった。

また札幌に戻ってくるタイミングで会えたらいいなと思います。

自分が旅から帰ったときも、燃え尽き症候群には気をつけないといけない。
そう感じた出来事でした。

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