こんにちは、えだです。
日本一周旅79〜81日目。
レンタカーを借りて2泊3日でプチ旅行です！
ボリュームがとんでもないので、ダイジェストでお送りします。
旅のハイライト
79日目（7月26日）
- 陣中 牛タンスタンド閖上店
- 主婦の店さいち
- 仙台天文台
- 晩翠亭いこい荘旅館
- ゴジュウマル
- ワインバー ボンヌ・プラス
80日目（7月27日）
- 仙台朝市
- ほぼ果汁のかき氷専門店
- 日本三景 松島
- 松島イタリアントト
- 旧野蒜駅
- 旧女川交番
- まなびの里いりやど
81日目（7月28日）
- 南三陸さんさん商店街
- みなさん館
- リアスアーク美術館
- 奇跡の一本松と陸前高田ユースホステル
初日：仙台市周辺を観光！
タイムズレンタカー仙台空港店でレンタカーを借りる
相馬市にある友人宅を朝7時に出発して、40キロ先のタイムズレンタカー仙台空港店に向かう。
集合時間の10時まで余裕があるようで、油断はできない距離だ。
マクドナルドに少し寄り道して、時間ぴったりに到着した。
仙台名物の牛タンをテイクアウトでいただきます
仙台名物といえば一番に思い浮かぶのが牛タン。
『陣中 牛タンスタンド閖上店』に寄り道して牛タン弁当をテイクアウトします。
ちゃっかりハラミも入ってるお弁当にしました。
これで1,200円はコスパが良すぎる。
おはぎが有名な『主婦の店さいち』
宮城県にあるローカルスーパーの『主婦の店さいち』は街中から少し離れた場所にある。
自転車であればおそらく寄り道しないであろう距離だ。
ここのおはぎが有名らしい。
きなことあんこのおはぎを購入した。それぞれ250円ずつだ。
有名なだけあってとても美味しいおはぎだった。
仙台天文台の巨大望遠鏡ひとみ
大きな望遠鏡があるということで『仙台天文台』へ。
到着したらちょうどスタッフによる望遠鏡の説明が始まる時間だった。
タイミングの良さは相変わらずだ。
仙台天文台にあるのは”ひとみ”という望遠鏡。
遠くにある光を鏡で反射させて星を見るんだとか。
実演も交えて教えてもらえるので、光を反射させて投影するってのもすんなり理解できた。
説明してくれた施設の方に質問してみた。
「この望遠鏡っていくらくらいするんですか？」
「4億円くらいです。」
ほおぉ。。。
610円で入場できる展示室も充実した展示内容で、かなり詳しく宇宙について学ぶことができる。
難しい内容が多くて、お腹いっぱいになった。
こんな街中でも和室に泊まれる旅館がある
初日の観光を終えて宿に向かう。
野宿じゃないってすばらしい。
仙台駅にギリギリ徒歩でアクセスできる場所にある『晩翠亭いこい荘旅館』に泊まる。
街中だけど和室に泊まることができる。建物も旅館の雰囲気で素敵だ。
窓からの景色が街なんだけど、それは置いといて。
さっそく飲みに行きたいんだけど、その前にコインランドリーで洗濯させてな。
今日の着替えがないねん。すまん、、、1時間ほど待ってくれ(笑)
大衆居酒屋だけどチェーンじゃない明るい居酒屋
2人で旅行に行くときは、大衆居酒屋だけどチェーンじゃない居酒屋に行くことが多い。
事前に調査して良さげなお店を見つけてくれた。
『ゴジュウマル』は仙台駅の近くにある居酒屋さん。
火曜日にもかかわらず大勢の人で賑わう人気店だ。
ビールは北海道を先取りしてサッポロビール。
この辺りからサッポロビールが主流なんかな？
仙台茶豆、マグロの刺身、エビの唐揚げ、料理がどれも美味しくて満足です。
２軒目は大好きなワインを飲みに
せっかく誕生日なのでもう少し飲みたい。
大好きなワインを飲むために『ワインバー ボンヌ・プラス』にふらっと立ち寄ってみる。
1杯1,000円くらいするワインを上品に味わった。
2日目：日本三景の松島観光
新鮮な魚介類よりも揚げ物が美味しい仙台朝市
2日目の朝は『仙台朝市』へ向かう。
車、人、一方通行の標識が多くて、駐車場を探すのに一苦労だ。
新鮮な魚介類が並び、「どうぞ〜」とお店の人も積極的に声をかけてくれる。
ウニや貝なんかはその場で食べることもできるみたい。
我々がまず購入したのは、『ころっけや』のコロッケ。
リーズナブルな料金に加えて揚げたててでサクサク、ほくほく。うまい。
続いて、『みうらや』の味噌唐揚げ。
試食だけと思って食べた唐揚げが美味しくて買ってしまった。
朝市に来たのに揚げ物ばかり食べてしまった。
ちょっと変わったほぼ果汁のかき氷
居酒屋が営業しない時間で出店してるみたい。
『ほぼ果汁のかき氷専門店』にやってきた。
1個1,200円の高級かき氷をふたりで半分こする。
いや、もしかしてこの価格帯のかき氷が最近では当たり前なのかも知れん。
甘酸っぱいイチゴの果汁がぎゅーっと凝縮されたかき氷でした。
日本三景の松島はどこがそれ？
宮城県といえば日本三景の松島が有名である。
松尾芭蕉も「松島や、ああ松島や、松島や」といったほどの場所だと聞いている。
よ〜く下調べもせずに馬背へ。
自然が作り出した海の道。人が少なくて静かだ。
だが、ここが松島なのか？？日本三景松島の観光はこれで全てなのか？？
ここで少し調べてから松島観光を再開することになった。
五大堂を訪れたり、
雄島に渡ってみたりした。
近くにある『日進堂』でずんだシェイクとずんだ餅も堪能。
これくらいで許してやるか。
魚介たっぷりのペスカトーレが魅力的な『松島イタリアントト』
2日目のランチは『松島イタリアントト』へ。
松島駅の近くにあるオシャレなイタリアンのお店である。
私が注文した魚介のペスカトーレがこちら。
こんなに魚介がたっぷり乗ったペスカトーレは見たことがない。
魚介の出汁がしっかり滲み出てて美味い。
ピザも抜群に美味しい。
もちもちの生地とお餅をトーストで焼いたような香ばしいミミが素晴らしい。
震災と津波の被害に遭った旧野蒜駅
ここからは震災関連の場所をめぐる。
観光とはちょっと違う。勉強のようなイメージ。
正直に言うと、2011年の震災は私にとってはそんなに大きな出来事ではなかった。
中学生とまだ幼く、また、震災の影響を全く受けない土地に住んでいたからだと思う。
1週間も震災の特番が終わらないことに飽きていたくらいだ。
大人になって、ようやく震災の悲惨さ知ろうと思った。
旧野蒜駅は津波で駅舎の2階までが浸水したらしい。
机や椅子を積み上げて屋上へ避難してなんとか無事に津波をやり過ごしたとのこと。
一瞬一瞬の判断、ほんの少しの高さが命を救ったんだと感じた。
鉄筋コンクリートが基礎から引っこ抜かれた旧女川交番
鉄筋コンクリートの建物が基礎から引っこ抜かれる。
これはやはり珍しいようで旧女川交番は震災遺構として残されている。
電話や延長コードが当時のままぶら下がっている様子が震災の悲惨さを物語っている。
南三陸のまなびの里いりやど
研修施設にもなっている『まなびの里いりやど』に宿泊する。
ウエジスーパーで購入した夜ご飯を部屋でいただきます。
大浴場で出会った営業の仕事をされてるサラリーマンの方に話しかけてみる。
大学時代にバックパッカーをやってた旅人だった。
こんなところでも旅人にばったり遭遇してしまうのが私らしい。
「バックパックの経験が今の仕事にプラスになっていることはない。だけど、人間的な面での考え方・視野が広がったことが財産だ」とおっしゃっていました。
話を聴くのに夢中だったので、のぼせて脱衣場でぶっ倒れてました。
最終日：南三陸→陸前高田へ
南三陸さんさん商店街でお買い物
そういえば、昨日食べられなかったお誕生日のケーキ。
利用することのなかったオシャレな共用スペース。
学びの里いりやどはもう一度泊まりたい素敵な宿でした。
学びの里いりやどから海沿いに走ると『南三陸さんさん商店街』がある。
震災で建物がなくなった土地に新しく作られた商店街だ。
商店街の中は、まだ新しい建物が多いような気がする。
JALのファーストクラスで採用された蔵王タルト、チーズ入り蒲鉾コロッケ、シフォンケーキを購入。ドライブのお供とする。
男の子は何歳になってもカブトムシが好き
南三陸さんさん商店街で見つけたポスターを頼りに『みなさん館』に来ました。
夏限定で世界の昆虫店をやってるらしい。
ヘラクレスオオカブトの迫力がすごい。
こんなの野生で遭遇できたらテンション爆上がりだろうな。
震災当時の状況を写真で学ぶ『リアスアーク美術館』
被災地と呼ばれる場所も、震災から10年以上経つとその形跡は薄れていく。
震災当時の写真が展示されている『リアスアーク美術館』で観た写真は衝撃的でした。
鉄筋コンクリートの建物が崩れ、車や船がとんでもないところに転がる。
出荷されるはずだった魚が散乱して腐っている。
震災後は、道路の確保に市民の方が全力を尽くしたんだって。
仕事とか関係なく、みんなが協力して今できる最善を尽くす。
そんな地元の人の努力が今を作っている気がした。
努力してる人がいる一方で、こんなエピソードもあったそう。
被災しても家がある人は物資がもらえなかったり、支給物資をオークションに出したり、街中の貴重品が盗難されたり。
生きるために必死だったといえばそれだけども。
こういうときに人間の本性がでてしまうな〜って悲しくなった。
（ただ、自分がかならずそれをやらない保証もない。。。そうでありたいと思うばかり）
奇跡の一本松と陸前高田ユースホステル
震災遺構として一番有名かな？
旅をしていてよく名前を聞く場所だ。
残された震災遺構ではなく、周りに何もないのが震災の悲惨さを物語っている。
2泊3日の旅行はあっという間でした
三陸道を車で駆け抜けて、レンタカーを返却。
仙台空港までお見送りさせていただきました。
2泊3日の旅行はあっというま。
だからこそ、長い期間何も考えずに旅ができていることがとても大切な時間であると認識させてもらえた。
明日からまた旅を再開する。
楽しんで行こう。
おわりに 〜はるそらさんに会えました〜
たまたま旅行終わりだったからこんな形で紹介することになってすいません。(笑)
イオンモール名取で”旅人のお母さん”こと、はるそらさんに会うことができました。
ショッピングカートで日本一周したアツシさんを応援したことがきっかけで、それ以来旅人を応援されているとのことです。
アツシさんの人柄が相当よかったんだろうなって思います。
数日前からインスタで連絡を取って、ようやくお会いすることができました。
私が知らない日本一周中の旅人をたくさんご存知で、さすがだなぁ。と。
イオンモール名取で麻婆豆腐定食をご馳走になり、かわいいミサンガを作ってくださいました。
ミサンガのような形のある応援をいただけるのが初めてでとても気に入っています。
旅が終わるまで、どうか見守っていてください。
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