人生を思い通りに操る片づけの心理法則|片づけでやりたいことを最大化しよう!

みなさんは、なぜ片づけをするのだろうか?
掃除ではなく、片づけです。
(”掃除”と”片づけ”って少し違いますよね?)

「部屋をきれいにするため」と答える人が多いのではないでしょうか?

部屋をきれいにするために、散らかっているものをきれいに整頓したり、収納したり、、、
時間はかかりますが、部屋がきれいになってスッキリした気分になりますね。

ただ、時間が経つとまた元どおり散らかった状態になってしまってるんですよね。。。

今回は、そんな”片づけ”に関するオススメの本を紹介する。
テレビでも有名なメンタリストのDaiGoが書いている「人生を思い通りに操る片づけの心理法則」という本だ。

片づけや時間管理に関するノウハウがぎっしり詰まったオススメの本なので、興味があれば是非読んでほしい。

片づけの目的=やりたいことの最大化

片づけの目的は、整理整頓して部屋をきれいに見せることではない
(少なくともこの本の内容では。)

片づけの目的は、「モノを減らして、本当に大事なことに集中する時間を確保すること」だ。

例えば、社会人が探し物に費やす時間は、1年間で平均150時間と言われている。
そのほかにも、洗濯を畳んだり、デスクを整理したり、必要なモノを取り出したり、着ていく服を選んだりする時間を計算するとかなりの時間を費やしていることが想像できる。

そのような時間を減らして、自分のやりたいことに使えるとしたらどれだけ人生が有意義になるだろうか。

人間は自分が持っているモノが好き

そもそもなぜモノがそんなに増えていくのか?
それは、人間がものを捨てることが苦手だからだ。

人間がものを捨てられないのには、3つの理由がある。

  1. 選択回避の法則
  2. 損失回避の法則
  3. 保有効果

保有効果とは、自分が保有しているモノの価値を過大に評価してしまうこと
他人から見たらガラクタでも、1度保有してしまうと価値があるように思えてしまう。。。

片づけを始める時は、必要なモノを探す!

片づけをするとき、多くの人は不要なものを探すことから始める。
(わたしもそうだ。)

しかし、この方法はうまくいかない。
なぜなら、先に述べたように、人間は捨てることができない生き物だからだ。
不要なモノから探すと、上記3つの法則が邪魔をしてなかなかモノを減らすことができない。

片づけをするときは、必要なモノを選んでいこう
必要なモノというのは、以下のようなモノだ。

  • あなたの理想の毎日に必要不可欠
  • あなたが魅力を感じている
  • 保有・使用して幸福になれる

必要なモノを選び終わったら、残りの不要なモノを減らしていこう。

”時間を生み出す”片づけの方法

大事なことに集中する時間を生み出すための片づけ方法を2つ紹介する。
2つとも、「選ぶ、探す、管理する時間」を減らすことにフォーカスされていることがわかる。

3択の法則

3択の法則では、あなたが持っているバッグや靴を3つまで減らしてみる。

人間は、選択肢が多いと判断できなくなる
モノをたくさん持っていると、毎日選ぶ時間が発生する。

「今日はどの服を着て行こうか」
「どの靴を履いて行こうか」

選択肢を3つまで減らすことで、即決できるようになり、不要な選択の時間を減らすことができる

管理コストの高いモノを減らす

管理コストとは、管理(整理やメンテナンス)するために時間を要するモノのこと。

管理コストが高いモノの代表が ”衣類” だ。
衣類は、洗濯したり、干したり、畳んだり、収納したりと莫大な管理コストがかかる。

以下の取り組みで、衣類の管理コストを減らすことができる。

  • 服の数を減らす
  • 洗濯代行サービスを利用する
  • 乾燥機付き洗濯機を使用する

衣類だけに限定したが、あなたが所有しているモノのなかにメンテナンスや整理整頓で想像以上に時間をとられているモノがあれば減らす努力をしてみよう。

モノが増えない片づけの習慣

やはり、片づけにも習慣は大切だ。
週末のまとまった時間に”断捨離”しても、すぐに元どおりでは意味がない

継続的に片付いた環境を維持するための方法を2つご紹介しよう。

1IN2OUT

1つものを買ったら、2つものを捨てるようにしよう。
こうすると、買い物するたびに自然にモノが減っていく仕組みができる。

この方法には、2つのメリットがある。

  • モノが自動的に減っていくこと。
  • 買うものを慎重に選ぶようになること。

「今買おうとしているモノ」は、家にあるモノを2つ捨ててまで購入したいかを慎重に検討する必要がある。

これは、お金の節約にもつながる良い習慣だ!

ホテルのような飾る収納を心がける

ホテルには、ドライヤーもバスタオルも、着替えも全てがきれいに並べられている。
そして、不要なモノがほとんど置かれていない。

ホテルの部屋の状態を自分の部屋で再現しよう。

そもそも、タンスの奥や箱の中などに収納してあるものは不要であることが多い。
いつも使うものや大事なものは、身近なところに置いてあるはずだ。

モノが捨てられない時の考え方

モノが捨てられない時に、有効な考え方を本書の中から3つピックアップした。
捨てるか迷った時は、以下の質問を自分にしてみよう。

  1. 一旦捨てたとして、買い戻すか?
  2. 長期旅行に持っていきたいものか?
  3. 誰かが買ってくれるとしたら、売るか?

どれも読んだとおりだから、説明は割愛する。

まとめ

さすがは、メンタリストのDaiGoさんが書いた本だ。
本のいたる箇所に心理学の知識が豊富に盛り込まれており、とても説得力がある内容である。

今回の記事だけでは、とても紹介しきれない。
是非とも手に取って読んでいただきたい内容だ。

DaiGoさんが実践されていることもたくさん紹介されているので、丸ごと真似をするのも良いかもしれない。
わたしは、洗面所のタオルをペーパータオルに替えるというDaiGoさんの取り組みを真似するべく検討中だ。

この本では、紹介した内容のほかに、お金や時間についてもたくさん説明されている。
モノを片付けることは、お金管理や時間管理にも大きな影響を与える。
もちろん良い方向に改善される。

「やりたいことをする時間がないくらい忙しい」

そんな人は、本書を参考にして”片づけ”から初めてみてはいかがだろう。

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