こんにちは。えだです。
今日は、「沈黙のWebライティング」の書評記事を書いていきます。
この本を書いているのは、株式会社ウェブライダーの松尾さんだ。
冒頭のあいさつ文には、松尾さんの”言葉”に対する愛が込められているような気がするので、飛ばさずに読んで見て欲しい。
ハリーポッターくらいある分厚い本だが、物語形式で展開されておりとても読みやすい。
これも、松尾さんが読者のことを第一に考えてくれている証拠だろう。
文章のノウハウも学ぶ著書なのに、ストーリーがおもしろくて読みやすい。
(こんな映画が流行っても良さそうだ。。。)
本の中には、Webで文章を書くためのノウハウがぎっしり詰まっている。
今日の記事では、特に記事を書く時のポイントについてピックアップして紹介する。
- ブログを書く時は、Googleの基本方針に沿う。
- たくさんの商品から選んでもらうにはUSPが大事
- ユーティリティーでエモーショナルな文章を書く
- 読み手によって、記事の書き方は変わる
- 短いけれど超重要なタイトルのつけ方
ブログを書く時は、Googleの基本方針に沿う。
https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja&ref_topic=9456575
google 基本方針
Googleの基本方針を実際に見て見たい方は、上記のリンクからとんでみるといい。
まず、なぜGoogleの基本方針にそう必要があるのか?
それは、Googleに評価されることが検索結果で上位に表示されるコツだからだ。
検索順位を決めるのは、他の誰でもないGoogleである。
(最近では、YahooもGoogleの評価基準を使用しているらしい。)
Googleの基本方針には、『ユーザーを最優先しよう』ということが書いてある。
Googleがユーザーを最優先しているのは、利用者を増やして広告収入を増やすためだ。
では、記事を書く私たちがユーザーを最優先するためにできることはなんだろうか。
ユーザーがGoogleを使って何かを検索するとき、そのユーザーは、問題を抱えている。
美味しい焼肉屋を探しているかもしれないし、明日の天気を心配しているかもしれない。
そんな問題を解決するために、ユーザーはGoogle検索を使用している。
そこで、私たちが書くべき文章は、以下3つを意識したコンテンツを作る必要がある。
- ユーザーの悩み(検索意図)を知り、それを解決する
- 他のどの記事よりもわかりやすくて、見やすい
- 記事の情報が信頼できる
この3つを意識すると、ユーザーに見てもらえる記事を書くことができる。
さらには、無意識のうちにSEO対策もできているというわけだ。
たくさんの商品から選んでもらうにはUSPが大事
まず、最初に知っておくべきことは、比較する対象が多すぎると人は選ぶことを諦めてしまうということ。
これを『選択のパラドックス』という。
例えば、オススメの焼肉屋が30店舗も出てきたとしよう。その中から1つを選ぶことは難しい。
だが、”個室がある焼肉屋”という条件をつけると5つまで減ったとする。
その中から1つを選ぶのはたやすい。
USPというのは、”他にはない独特の強み”のことだ。
似たようなサービスや製品を比較するときに、USPがあると選ばれやすくなる。
USPを考える時は、以下の2点に注意する必要がある。
- 競合に真似されにくいこと。
- 競合と同じステージで戦わずに済むこと。
もともと、比較系のサイトはユーザーのニーズを満たしていることが多い。
(多くの人がより良い製品やサービスを選ぶために比較を必要としている)
そのため、アフェリエイトサイトは、Google検索で高い評価を得られやすい傾向にある。
ユーティリティーで、エモーショナルな文章を書く
ユーティリティーでエモーショナルな文章を書く秘訣は、以下の3つ。
- 自分ごと化による共感を誘う
- 見やすくて、わかりやすい文章を意識
- 冒頭文で伝えたいことをまとめる
自分ごと化による共感を誘う
『朝早く起きるのって大変だなぁ。。。』
このように、カギ括弧で感情を表現することで、読み手に共感してもらう。
さらに、誰が書いている文章かをはっきりとさせておくことでより一層共感しやすくなる。
そのために、記事の最初に自己紹介文をいれておくことが大切だ。
見やすくて、わかりやすい文章を意識
パッと見たときに、読みやすいと思える文章になっていることが重要。
- 難しい漢字を使用せず、ひらがなとのバランスに注意
- 適度に改行して、文章のリズムを作る
- 箇条書きを利用する
- 写真やイラストを挿入する
- 区切り線や記号を使う
- 漫画的な演出を意識する
吹き出しの機能を使えば、簡単に漫画的な表現を取り入れることができる。
読み手によって、記事の書き方は変わる
記事の読者を想像して書くこと。
記事を読んでくれる人が、どれくらいその業界に詳しいのかを分かった上で、言葉を選んだり、説明を加えたりする必要がある。
初心者のような人に専門用語ばかりだとわかりにくい。
反対に、プロ相手に優しい言葉ばかり使ってもまどろっこしい。
タイトルの重要性
タイトルに気をつけるだけで、検索結果におけるユーザーのクリック数や、SNSでの拡散のされやすさが変わってくる。
本の中には、10パターンのタイトルをつける時のポイントが紹介されている。
ここでは、3つだけ紹介する。
タイトルに重要な要素
①自分ごと化
記事を読んでくれる人が抱えている問題を、記事のタイトルにする。
例)人前で話すのが苦手な人に読んで欲しい!緊張しない話し方
②即効性
「今日から」、「今すぐ」など、すぐに効果が出ることに使う。
例)今すぐできる!激やせエクササイズ
③結果
実際に結果がでていることをタイトルに書く。
例)1週間で3キロ痩せた!だれでもできる簡単な食事法
最後に
ブログの勉強中にこの本に出会った。
Youtuberのマナブが、本の紹介をしていたからだ。
今日の記事では、文章を書くポイントだけにフォーカスして紹介した。
しかし、この本の中には、まだたくさんの知識やノウハウが詰め込まれている。
私もそうだが、ブログ初心者のバイブル的な本になること間違いない。
ブログを駆け出しの人や、成果が出ずに悩んでいる人は是非とも手にとってほしい。
「本読むの苦手なんだよね~」
そんな人も安心して欲しい。
ストーリー形式で展開していくので、本を読むのが苦手な人も楽しんで読める!
オススメだ!
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